ニキビは初期のうちに治すべし!?
にきびってそもそもなに?
ニキビは、思春期に経験することの多い皮膚の炎症性疾患。
医学的には、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という。
日本における尋常性ざ瘡の平均発症年齢は13.3±1.9歳で、男女差はありません。
軽い症状も含めると、成人の90%以上がこの病気を経験しています。
初発部位は前額が最も多く、年齢とともに頬、下顎に多くなってきます。
赤い 丘疹(きゅうしん)、 膿疱(のうほう)、 痂皮(かひ)、
嚢腫(のうしゅ)、 瘢痕(はんこん)、色素沈着など
さまざまな発疹が同じ場所に混在してみられるのが特徴です。
かゆみなどの症状はありません。強いかゆみを伴う場合は、
毛嚢虫によるざ瘡が疑われます。
ニキビの初期症状
毛穴がつまることにより毛穴の内部に皮脂がたまってしまい
皮膚表面に白く盛り上がった状態になったもの。
角栓によって塞がった毛穴の内部に皮脂が溜まりつつある状態。
一般にはコメドと呼ばれ、この段階になると肉眼でニキビ発生が確認できるようになります。
頻発するようなら根本治療が必要。今後の予防を考えると、
女性ホルモン優位の状態が維持できるようにホルモンバランスを整える治療法が最適でしょう。
すでに発生したニキビを除去する治療としては、医療機関での面法圧出がオススメ。
今の段階なら、すぐに完治させることが可能です。
初期ニキビの特徴は、白くプツっとした吹き出物が出ることです。
まだ炎症は起きていない非炎症性皮疹であり、アクネ菌の本格的な増殖が始まっていないので、
この段階で治療をすれば重症化して痕が残る…といったリスクはありません。
可能な限り、このタイミングで治すことがニキビケアの鉄則といえます。